逃亡者」という古いテレビドラマをご存知でしょうか。

 

1963年から1967年まで放送されました。

 

リチャード・キンブルという医師が、妻殺しの罪で死刑を宣告され、護送の途中、列車事故にあい、脱走するという筋書き。

 

逃亡者 (1963年のテレビドラマ)

 

実は、妻を殺してはおらず、無実の罪で死刑を宣告されてしまったのです。

 

執拗なジャラード警部の追跡をかわしながら、主人公は殺人現場から立ち去った片腕の男を探し求めて旅を続けます。

 

このドラマ、正直、今見ても面白いです。引っ越しの時に処分してしまいましたが、機会をみて、再購入しようと思っているくらい。

 

それはともかく、今回のテーマは、60歳の独身男子である私が、心から惹かれる人間像は、このリチャード・キンブルだと言ったら、あなたは笑いますか?

 

このリチャード・キンブル役を演じていたのが、デビット・ジャンセン

 

額が広くて、繊細な陰りのある表情の作り方が実にうまかった。

 

デビット・ジャンセンは、完全にリチャード・キンブルになりきっていた気がします。

 

では、この逃亡する医師は、どんな性格の人物なのでしょうか。

 

この人、本当に素晴らしい人間性なのですね。

 

実在の人物、歴史上の人物、物語の中の人物、それらを全部合わせても、リチャード・キンブルほど魅力的なキャラクターはいないのではないかと思えるほどです。

 

額が広くて、目元が繊細。いかにも知性的な顔だちをしている。

 

はにかんだ微笑みが哀愁を誘う。

 

繊細で優しいけれども、弱い者を助けるためには、実に勇敢に行動する。

 

正義感が強い。弱い者には優しく、曲がったことは大嫌い。

 

正しいことを貫くためには、自分の身が危険にさらされても、ぎりぎりのところまで頑張り続ける。

 

何よりも、人の命を大切にしている。

 

ある話では、ジャラード刑事が死にそうなところを、わざわざ助けてします。助けようとすれば、自分がつかまってしまうかもしれないのに。

 

小児科医ということもあるのか、子供にはめっぽう優しい。

 

そして、女性にはモテまくる。

 

愛し合いながらも、逃亡者という運命ゆえに別れねばならない。

 

この束の間の恋の何と美しく、はかないことか。

 

そして、最後に自分の無実を実証し、美しい女性と結ばれる。

 

う~ん、こんな人物は、現実にはいませんね。

 

でも、憧れますね、こういう陰影に富んだ人物に。

 

思うに、このドラマは逃亡する者を描いていますが、実は「幸せ探し」のドラマとも言えます。

 

私はこのブログで「幸せ探し」をしたいのですが、辛い旅の末に、ついに幸せをつかんだ、リチャード・キンブルに惹かれるのかもしれません。

 

私の場合、リチャード・キンブルのように女性にモテるわけではないので、そのへんは憧れですかね(苦笑)。

 

それはともかく、私はこれから、現実の世界で「幸せ探しのドラマ」を演じたいと思っています。