昨夜、YouTube動画を見ていたら、偶然、懐かしい曲に出くわし、それから、ずっと懐メロばかりを続けて聴き入ってしまいました。

 

気づいたら、夜が明けてしまっていたのです。

 

朝までネットするなどということは、10年以上前、インターネットが普及し始めた頃、男性が好きな画像がいっぱい載っているサイトにハマって徹夜して以来のことでした(苦笑)。

 

やはり、最近の私はどこか狂っているのでしょうか?

私が聴いていたのは、言うのが恥ずかしいくらい古い曲ですよ。

 

私は姉がいるのですが、その姉が好きだった曲、要するに、レコードを子供の頃に聴かされた曲を、気づいたら、連続してYouTubeで聴いてしまっていました。

 

タイガースやテンプターズといったグループサウンズより以前に、初代御三家というの歌謡曲の歌手がいました。

 

橋幸夫、西郷輝彦、舟木一夫、それに三田明を加えて、四天王などと呼ばれていたのです。

 

姉は特に、西郷輝彦が好きだった。

 

 

彼らの歌った曲がなぜヒットしていたのかが、YouTube動画を見ていて、わかりました。

 

ほとんどの曲が映画の主題歌になっていたのです。

 

当時は、青春スターがいっぱいいましたからね。

 

ブロマイドというものがあり、女の子たちはそれらをたくさん集めたものです。

 

時代が急激にビジュアル化して行った、その渦中で活躍したのが、御三家、四天王と呼ばれた歌手たちでした。

 

歌謡曲が大衆娯楽の中心にあったことは間違いありません。

 

テレビの時代になっても、まだ映画も人気があり、人気歌手たちが出演する映画に人が集まったのは当然ですよね。

 

で、最近の私自身が狂っているかという問題。

 

幼い頃の記憶は、怖ろしいですね。まだ10歳前後だと思うのに、ビックリするほどの歌謡曲が歌えるほどに憶えてしまっている。

 

西郷輝彦の曲は、ほとんど全曲、今も歌えます(涙)。

 

その西郷輝彦が癌であるとの情報も、ネットで見つかり、かなり複雑に気持ちになりました。

 

とにかく、記憶は、古ければ古いほど、鮮明なのです。

 

これは認知症になる兆候かもしれないと、少し不安にもなりますよ。

 

でも、認知症ではないでしょうね。

 

それよりも、寂しいのだと思います。独りぼっちで、人恋しいのです。

 

そういう時には、幼い頃、悩みもなかった子供の頃の記憶をたぐりよせたくなるのでしょう。

 

その意味で「懐メロ」ほど、好都合なものはありません。

 

子供の頃、テレビの懐メロ番組に見入っていた両親が嫌でした。しかし、自分が両親と同じ年代になると、「懐メロ」が無性に聴きたくなる気持ちが痛いほどよくわかるのです。

 

スナックやカラオケでは恥ずかしくて歌えないくらい古い歌、一人カラオケでした歌えない猛烈に古い歌が、一番恋しいのです。

 

これが、年を取るということなのでしょうか。

 

私は狂っているのではなく、ただ寂しい老人になっている、それだけなのかもしれませんね。