私は40代の前半で腎細胞癌がん)を発病しました。がん告知された時、眼の前が真っ暗になったのを鮮明に憶えています。

 

これで結婚はできないな」と思ったら、ずどーんと落ち込んでしまった。

 

抗がん剤投与は、副作用が激しすぎて、途中で打ち切りになり、「これはもう、それほど長くは生きられないな」と覚悟したのです。

 

ところが……

 

あの日から、がん発病20周年になりそうですが、おかげさまで転移せずにこれまでやってこれました。

 

腎臓がんの場合、完治というものはなく、いつ転移するかわからないそうですが、私の中では、今度がんになった時は、転移ではなく、新たに、癌になったということだと思っています。

 

ただ、私の中では、もう癌にはならないという確信があるのです。

 

なぜなら、私は癌の再発(転移)を防ぐために、一つのことしかやってこなかったから。その一つことをこれからも続ければ、がんは怖くありません。

 

で、その癌対策は何かというと、それは「自分の好きなように生きること」です。

 

 

癌になる直前まで、私はすさまじい勢いで働いておりました。

 

それは、ストレスとプレッシャーとの闘いの日々だったのです。

 

私は癌にはストレスでかかると思っています。

 

ストレスは完全になくなることはありません。でも、軽減することはできます。

 

それと非常に大事なのは、致命傷となるような大きなダメージとなる、ストレスをためないことです。

 

私の場合、その頃、年収は1000万円以上はありました。お金だけが目的で働いていたわけではありませんが、何かに憑かれたように我武者羅に労働しておりました。

 

精神も肉体も、相当に辛かったにもかかわらず……。

 

働き盛りでしたが、仕事から受けるダメージは大きく、知らぬ間に、私の体は病魔におかされていました。

 

ストレスは、仕事の量を減らすとか、ラクをすることでは、実はそれほど減少しません。

 

何よりも、自由に自分の意志で働くこと、これが大切。

 

たとえ仕事はハードであったとしても、それが好きなことであり、他人に無理やり強制されているのでなければ、ストレスのダメージは大きくありません。

 

深く、精神と肉体がおかされることはないのです。

 

その証拠に、腎臓がんになってから、手術でお腹を30センチくらい切ってしまったので、1年くらいは静養しましたが、新しい仕事を始めてからは、かなりハードに働いてきたにもかかわらず、がんは私を再び襲うことはなかったのです。

 

繰り返しますが、がんが転移しなかったのは、私が「自由に、自分の好きなように生きてきた」からです。

 

癌に蝕まれないためには、自分の好きなように生きる、それが最も効果のある方法(最良の策)だと私は信じています。

 

癌の予防、再発対策に迷いがある方の参考になれば幸いです。