恋愛ドラマに、年甲斐もなくハマってしまいました。「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」というタイトルの2001年に放送されたドラマです。

 

このドラマのターゲットは、20~30代の女性が主でしょう。それなのに、60歳を過ぎた独身男子がハマるというのは、自分でも変だと思いましたよ。

 

その理由は?

 

実は、私は今、恋しているのです。

このブログでは何度か書いていますが、相思相愛の結婚を前提とした恋愛ではありません。

 

相手は30歳以上も年齢が離れているので、かなり変則的な恋となっています。

 

「恋」と呼ぶのをちゅうちょするほど、屈折した恋かもしれません。

 

確かに、屈折しているのでしょうけれども、自分としては、けっこうピュアの気持ちになっているから不思議です。

 

若い時のすべてが対等の恋愛ではないので、プラトニックではないはずです。

 

お金がからみ、心は耐えて耐えて耐え抜く、「忍ぶ愛」に近い。

 

見守る愛の辛さは、若い時の恋愛では考えられなかったことです。

 

愛するとは耐えることだ」という古い言葉がありましたが、私がこれほどまでに辛抱強いとは意外でした。

 

60歳を過ぎてからの恋の方が、一面では、もろく、はかないと感じています。

 

どうしてか?

 

何か起きれば、例えば相手に若い彼が見つかれば、「いいよ、いつでも私は身を引く覚悟はできているからね」と、妙にものわかりがよい大人を気取ってしまいそうで、それが怖いのです。

 

ライバルを殺してでも、相手を自分のものにする、激しさ、暴力性は、哀しいから、61歳の私にはありません。

 

ただ、正直言って、この「恋の行方」はわかりません。

 

どこまで風に流され、どこに舞い降りるのか、どこで終結するのか、それがわからないのです。

 

でも、恋ができていることは、幸せです。切ないけれども、ときめきもあります。

 

甘酸っぱいレモンのような恋と言えませんが、どろどろはしているけれど、人を好きになる、歓びは確かに感じられるのです。

 

とにかく今は、一瞬いっしゅんを鷲づかみにするように、生きている実感を味わいたいと思います。